ヤーコンの生育
ヤーコンの生育にとって酷暑と冬の凍り付く寒さは苦手としています。霜の終わった時期に、ヤーコンの苗を畑に植え付けますが、関東以西の温暖地では夏になると生育は停滞し、秋涼しくなると再び活発になります。
ヤーコンの地上部の生育の回復に伴い芋が大きくなり、10月〜12月に急激に大きくなり、収量は12月に最大となります。しかし夏の涼しい北海道や東北及び高冷地は11月には収穫しなくてはなりません。夏にほぼ順調に生育しますので、温暖地よりも多くの収量が得られます。
ヤーコン芋の大きさは平均200gですが、中には1kgを越すものもあります。芋の皮色は初め淡褐色ですが、光に当たると赤くなってきます。肉色は種類によって異なりますが、白からオレンジ色の物まであります。秋の終わりから冬の始めに、稀にヒマワリを小さくしたような4cm程の黄色い花を咲かせます。